2013/08/05

ファッションブランド"MIIA"秋冬サイト完成!


ファッションブランド"MIIA"のオフィシャルサイトを、春夏に引き続き制作致しました。
女性らしい丸みや可愛らしさとスポーティかつアーミーな世界観が今シーズンのコンセプトです。
前回の都会的な雰囲気のサイトからは一転、しっとり落ち着いた世界観に、かわいらしい色味とすっきりしたフォルムの服が映えるサイトとなりました。



MIIA オフィシャルサイトはこちら





デザイン事務所 mi e ru

2013/07/16

ドイツの先生方によるワークショップ03

さて、ハンス先生のワークショップ続きです。

最初から読む↓
ドイツの先生方のワークショップ01
ドイツの先生方のワークショップ02

現代の舞台/演劇シーンでは、authentisch (オテンティッシュ:生の、本当の)
というのがキーワードだそうで、
"Me and my Father"という課題もその流れを汲むものでした。

つまり、セリフも演出もすべて事前に決められ、
それをその通りに遂行する従来の劇の形から、
予定調和ではない、演技なのか、素の反応なのかわからない、
そんな「生の、本当の」演者の反応を、そのまま劇として楽しむというコンセプトです。

今回のテーマで言えば、「父親と自分」という、ややプライベートに切り込む内容と、
それに伴う演者たちの生のエピソードや振る舞いを白日の下にさらす試みといったところ。

こういうアプローチで注目されている劇団に、ドイツはハンブルクを拠点として活動する

She She Pop (シー・シー・ポップ)

があります。
リア王をモチーフとした"TESTAMENT"という作品で、2010年には"Wild-Card"賞を、
また2011年にはゲーテ・インスティテュートからも賞を得たようです。

内容は、リア王にちなみ、数名の役者が一般人の自分の父親を舞台にあげるというものです。
そこで、あまり公に話すことがはばかられるような、例えば「お父さんが死んだら自分は何を相続したいか」なんてことが赤裸々に語られていきます。

自分の父親が舞台にあがってくるなんて。。。
しかもそんな微妙なテーマについておおっぴらに話すなんて。。。
想像しただけでも妙な気持ちになりますが、
まさしくそういった「素のやりとり」をうまく舞台と統合した作品になっています。
こう考えると、「劇/舞台」なのか「パフォーマンス」なのか。。。境界があいまいに感じられますな。。。

She She Pop "TESTAMENT" を取り上げたドイツの番組(ドイツ語)

She She Pop "TESTAMENT" の解説(英語)



さて、では学生のパフォーマンス(舞台?)の"Me and My Father"について。
これは3つほどのパフォーマンスから成っており、まずは入場し、モデル役の学生に自分の父親の服を着せるところから始まります。




服を着せ、父親の立ち姿(または寝姿)を詳しく指南します。


野球をこよなく愛する父親、決まったブランドの服しか着ない父親、
かわったパンツを集めており、まわりからプレゼントされ数が増えてしまった父親↑。。。
よくぞこんなに個性的な父親が集まったもんだな、と感心しきり。。


向かって左の学生は、父親の靴下を右のモデルさんにはいてもらおうとしますが。。。
そればっかりは。。と頑に拒否されています。
こういったやり取りもすべて、台本がある訳ではなく、彼等のその時の素のやりとりです。


その後学生達は後ろ側に移動し、
父親との楽しかったエピソードをそれぞれ表現します。
キャッチボールや、釣りでのエピソード、
カメラを選んでもらったこと、花札で遊んだこと。。。


その後、それぞれバラバラに椅子に戻り、
楽しかったエピソードをつぶやきます。


そうしてみんなが話し終わったところで、父親によくかけていた言葉、
例えば「いってらっしゃい」「おやすみ」等等。。。
をみんなで発して、舞台は終了です。

なかなかブログでお伝えするのは難しいのですが、見ている私たちにとっても、演じている学生にとっても心の何かを刺激する、味わい深いパフォーマンスでした。

最初、「自分の父親との関係がよい人、そうでない人、まあまあな人(それについて言及したくない人)」に別れたのですが、圧倒的多数が「父親との関係がよい」グループであったので、ハンス先生も驚かれていました。ドイツでこの問いを投げかければ、おそらくあまりよい関係を持っていない学生が大半だろうとのことです。

とても個人的なテーマであるからこそ、心くすぐられる、そして表現の分野に一石を投じるワークショップでした。











2013/06/15

SCAPR国際シンポジウムロゴ等デザイン


去る5月半ばに、京都にて開かれた国際シンポジウムSCAPR 2013 GA(General Assemply)Kyotoのロゴマークとパンフレットを制作しました。

幅広く芸能に関わる著作権について話し合う会議で、前回はスロベニアにて開催されました。今年の開催地として日本の京都に白羽の矢が立ったということで、海外よりお客様を迎えるに恥じぬ、しっかりとした世界観を打ち出してゆきたいとのご要望でした。

SCAPR(実演家権利管理団体協議会)という組織名と、General Assembly(総会)、開催場所であるKYOTOのアルファベットを組み合わせ、オリジナルなロゴタイプ(フォント部分)を制作し、ワンポイントとして扇をあしらいました。

ありがたいことに、特に扇は参加者の皆様より好評を頂きました。




↑ ロゴが様々な媒体に入った様子。


↑ A4見開きパンプレット。

シンポジウムが開かれた5月半ばは、ちょうど緑が青さを増す頃で、このパンフレットも非常に映えたとのことです。実際に使う方々に喜ばれるということは、本当にうれしいことで、光栄でした。mi e ruとしても、まじめで正統派なロゴと、かわいらしく初々しいパンフレット表紙はお気に入りです。

詳しくは、またmi e ruウェブサイトにアップ予定です。乞うご期待!



デザイン事務所 mi e ru



2013/06/14

ドイツの先生方によるワークショップ02


引き続き、広島市立大学芸術学部にて行われた、ハノーファーの先生方によるワークショップについてです。(01はこちらを参照)

もう一つ、同時に違う空間で行われたのは、コスチューム&舞台芸術学科のHans-Jörg Kapp(ハンス-ヨルク・カップ)先生による、身体表現とも言うべきワークショップでした。

「舞台美術学科」というのは市大には存在しないので、日本側の関係者はいつも「一体どんなワークショップになるんだろう。。。」と、期待とも不安ともつかぬ気持ちになるのですが、結果的に非常におもしろいものが出来上がることが多い気がします。

今回も、参加した学生、お手伝いした関係者、最後のプレゼンを見に来てくださった先生方。。。全員がそれぞれに感じ入る、意義深いワークショップになりました。

3日間のワークショップの大きなテーマは

Me and My Father  (私と私の父親)

だったのですが、それはあとでご紹介するとして、その前のエクササイズとも言うべき心と体の準備運動から。



まず、参加者は輪になって自己紹介。左の青いシャツがハンス先生です。
名前と好きな本や映画を言うのですが、何人もの学生さんが"Ich heiße..."とドイツ語で名乗っていたのが印象的でした。

その後、「3つの異なるエネルギーレベルのワーク」に進みます。


一つ目は、「軽いものを地面に落ちないように、ふうふう吹く」課題。
みんなティッシュやビニール袋、風船なんかを必死に吹いています。



次は、「普段行っているごく日常的な行為」をする課題。先ほどとはうって変わってしずかな空間に。。。


そして3つ目は「自分にとって難しいこと、でもできたらいいなと思うこと」を行う課題です。これら三つを組み合わせ、プレゼンをして第一日目は終了しました。

その他二日目のエクササイズはこちら。


何やら教室の真ん中にあつまる学生達。。。



一人が中に入り、目を閉じます。そして周りの仲間を信頼して、体を前へ後ろへと倒すエクササイズです。



最初は怖がって表情の硬かった学生さんも、最後のほうはリラックスして自然と体を預けていたのが傍目にもよくわかりました。
ちなみに、このエクササイズの間は特に通訳する必要もなかったので静かに見ていたのですが、なぜかひどい疲労を感じました。みんなの意識が一点に集中する感じというか、なんというか。。見る側にとっても不思議な体験でした。

さて、長くなったので肝心のMe and My Fatherについては次回に。。。



デザイン事務所 mi e ru

2013/06/13

ドイツの先生方によるワークショップ01


ご無沙汰してます。
先日、mi e ru渡辺は母校である広島市立大学の芸術学部で行われたワークショップに、通訳としてお手伝いをしてきました。
3日間のワークショップは、提携校であるドイツ北部の都市ハノーファーより先生が二人いらして、それぞれ 絵 画 と 舞 台 演 劇 のテーマにて開かれました。

参加人数は二つ合わせて約30名ほど。1年生がたくさん参加してくれました。
まず最初にご紹介するのは画家であるUte Heuer(ウテ・ホイヤー)先生による"Painting without Limit"です。



これはタイトルの通り、紙をはり巡らせた部屋に、赤、青、黄色、白の絵の具のみを使って、思い思いに描いてゆくワークショップです。この紙、実はドイツからわざわざ送られてきたもので、非常に強度のある紙なんだとか。。。(写真をよーく見ると、紙を張り合わせたつなぎ目が見えるかな?)
真剣に話すウテ先生。
部屋中がキャンバスになるので、みんな汚れてもよい服をきています。

そしてついにペインティング開始!!部屋を3,4のゾーンにわけ、それぞれ「軽さ」「やりすぎ」「日常」のテーマで表現します。


あっという間に「やりすぎ」ゾーンはすごいことになっています。


途中言葉を交わすウテ先生と、芸術学部の先生で国際交流委員長のチャーリー先生。チャーリー先生が、全体のオーガナイズだけでなくウテ先生の通訳を担当してくださいました。


そして、最終日には皆で成果について話し合います。
描いた中で、どの部分が好きか?描いていてどんな気持ちだったか?
普段、一人一つのキャンバスに向かう学生さん達にとって、みんなで一つの部屋に描く、という行為は精神的にも身体的にも新鮮なものであったようです。

ハノーファー専科大学は、残念なことに数年前財政難により美術学部が解体されてしまったので、現在はデザイン学部しかありません。
ただ、よいデザイナーたるもの、解き放たれた表現への感性を磨く必要があるとのことで、こうして数人ファインアートの先生方が、それぞれに自由で豊かな講座を受け持っていらっしゃいます。

渡辺はもう一つのワークショップに張り付いていたので細かいところまではわかりませんが、具象や細かく正確な描写を求められることが多い日本では、こうした大胆で抽象的な世界に触れるよい機会だったんじゃないかな、と思いました。

これらの素敵な写真を撮ってくれたのは、ハノーファーからの留学生で写真専攻のThomas Damm(トーマス・ダム)くんです。

やっぱり写真いいですねぇ〜。。。 
切り取り方が違うと、こうも見え方が違うのか。。。。








2013/05/15

祐源紘史個展『最初の食事が死の始めである』


先日、友人の個展に行ってきました。

(↓Facebookに飛びます)

『最初の食事が死の始めである』YUGEN Hirofumi Solo Exhibition-The first meal is the beginning of death-


mi e ruが彼と知り合ったのは、ドイツ北部の都市に
彼が交換留学で滞在している時でした。
その頃からもくもくと制作に打ち込んでいた彼は、
展覧会を開くやたちまち作品を完売させ、
鮮やかな存在感を示して日本へと帰って行ったのでした。

学生の頃だから、作品をつくり発表するのはやや当然で、
問題は卒業してからだなぁとmi e ruも思います。
結局、続けないことには何も始まらないし、繋がってゆかない。
ほとんどの人はそんなことわかっているんだけれど、実際に行動できるとは限らない。

そんな中で当時と変わらず、いやそれ以上にもくもく制作をつづける祐源くん。

上記の作品は、なんとケンタッキーフライドチキンの骨でできています。
5/25(土)、26(日)には彼自身がマイクを握り想いの丈を語るアーティストトークも開かれます。

会期:2013年5月10日[金]-  6月7日[金] 入場無料
10:00-18:00 土日祝日休 (25・26日を除く)

Gallery t



2013/05/06

インスピレーションの源を探して

先日、mi e ru石川のインスピレーションの源を探しに、大阪府枚方市を訪れました。
幼少の一時期を過ごした場所は、最寄りのJR駅から少し離れた大規模住宅地で、
今も緑あふれるさわやかな地域です。

当時は大冒険に感じた近所の公園、小学校、大型スーパーへの道のりも、
大人になって歩いてみるとなんと近いことか!すべて徒歩5分圏内でした(笑)



↑思い出のブランコに腰掛け、しばし過去へと想いを馳せるmi e ru 石川。


そして旅の仕上げは「ひらパー」だ!!
枚方市のテーマパークなので「ひらパー」。上の広告は最寄り駅のもの。
徹底的に無駄を排除した、いさぎよい広告に期待は膨らむ(多分)。

そんなわけでこのひらパーも訪れたんですが、何せ世間はゴールデンウィーク。
青い空に白い雲、泣く子も黙る(遊ぶ)遊園地日和です。
園内は「ほんとに今は少子化時代なのか?!」
と、疑わずにはおれないほどの子供たちでごったがえしていました。

(ちなみに一番上のウルトラ巨顔もひらパーです)

普段テーマパークに行くことのないmi e ru二人は子供パワーに圧倒され、
結局30分並んで神戸のなんとか軒のぶたまんを買い求め遅めの昼食とし(大変美味でした)、
一つもアトラクションに乗ることなく(並ぶ気力もなかった)、ひらパーを後にしたのでした。

子供の頃、父に連れられ楽しい時間を過ごしたひらパー。。。
いろんな形のアトラクション、明るく楽しいたくさんの色、
子供の夢がいっぱい詰まったこの遊園地に、ぶたまん食べるだけだったとはいえ、
30年ぶりに(!)足を踏み入れることができてよかったです。