10月14日から10月いっぱい、広島の映像文化ライブラリーにて、日独交流150周年の一環として「日独映画祭」が開かれています。
激動の戦中戦後、東西ドイツ分裂時代の60,70年代、そして統一後の2000年代の映画が目白押しで、濃いラインナップになっているようです。
個人的には1943年の「ほら男爵の冒険」(原題:Muenchhausen)と、2008年「ウェイヴ」(原題:Die Welle)が気になるところ。
「ほら男爵の冒険」は、「飛ぶ教室」等児童文学で有名なエーリヒ・ケストナーが脚本を手掛ける、奇想天外な物語。ケストナーは当時反ファシズムの態度を明確にし、戦中もスイスや南ドイツに避難したものの、最後まで亡命せず生き抜いた人物。それだけに、この終戦間際の時期に撮られた映画はどんな感じなのか、いろんな意味で興味をそそられます。
2008年公開の「Die Welle」は、スタンフォード監獄実験を連想させる映画。最初はそんなつもりはなかったのに、与えられた「役割」を演じているうちに。。。って感じでしょうか。残念ながらmi e ruは広島の映画祭には行けないけれど、DVDを借りて是非見てみたい映画!
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「ほら男爵の冒険」↓
「ウェイヴ」↓
さて、広島繋がりということで、今年14周年を迎えた広島市立大学とハノーバー専科大学の交流についてパネルを制作しました。ごく簡単なものですが、お越しの際は見てみて下さい。