2012/09/21

第10回情報デザインフォーラム



去る9月16日、mi e ru石川、千葉工業大学の第10回情報デザインフォーラムに参加させていただきました。

もともと8月16日に同大学にて開かれた「コミュニケーションデザインワークショップ インフォグラフィックを用いた共有・継続のためのデザイン」に参加した際にグループで行った情報整理を引き継ぎ、視覚表現に落とし込みました。




「インフォグラフィックス」とは、視覚表現を効果的に用いて複雑な情報を伝える技術で、古くは識字率の低かったヨーロッパで、絵を用いて情報を整理したオットー・ノイラート(グラフィックはゲルト・アルンツが担当)等が知られています。




複雑に入り組んだ地下鉄を、幾何学形体と色で整理したマップはよく目にしますが、ああいったものもインフォグラフィックスと言えると思います。




今回のテーマは、大田区にて金属製品を扱う企業TOSHIN様の仕事への取組みを伝達することでした。

そもそも石川の持ち味は、

意味不明の形体と、混じり合い詰り合い絡み合う色の競演

なんですが、今回はとてもシンプルに制作しました。一つは、このインフォグラフィックスを用いてTOSHINの方がクライアントと話す状況を想像すると、技術力や開発力に裏打ちされた信頼感を感じさせるには、「面白みのある表現系インフォグラフィックス」よりも、「すっきり情報整理されたインフォグラフィックス」が効果的であると考えたためです。

この日、石川は途中からの参加となってしまいましたが、お世話になった先生方、参加者の学生さん、どうもありがとうございました!

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