2011/06/08

ドイツの先生方のワークショップ







6月初旬に広島市立大学にて行われた、ドイツ人教授を招いてのワークショップに通訳としてお手伝いに行ってきました。
ワークショップは3日間という短いものでしたが、彫刻とプロダクトデザインの先生方がそれぞれユニークな世界観を作り上げていました。
彫刻の先生主催ワークショップでは、身の回りの「ゴミ」といえるようなマテリアルを使ってどんどん「何か」を制作してゆき、最後に空間に配置します。バラバラに裂かれた靴やバスケット、傘等を、先生と学生さんたちがああでもないこうでもないと話し合いながら構成します。

プロダクトのワークショップでは、ネジやはさみやライター等の身近で小さなオブジェクトを基本的な幾何学形態にまでそぎ落とし、40センチ四方にまで拡大、紙を用いて組み立てていくというもの。単に紙同士をくっつければよいというのではなく、糊しろも含めた展開図からの制作です。

最初は戸惑いのあった学生さんたちですが、先生とも身振り手振りで会話し、スケッチで分かり合い、もくもくと作業し、最後にはおもしろい空間ができあがりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿