2014/03/12

おばあちゃんとの遭遇



ある日都内を歩いていたら、地下鉄の階段で買物用バギーを持って難儀しているおばあちゃん(推定80歳)がいました。空気読まない手助けをすることで定評のある石川は、「おばあちゃん、手伝うよ~」と荷物を持ちつつ少しだけお手伝いしたら、おばあちゃんは大変恐縮されて、手製(と思われる)アクリルたわしを下さいました。(写真上)

「これでお風呂もきれいになるんよ~~」

そ、そんな別にいいですよ~!と恐縮するも、結局頂いてしまいました。
はっきりした色味の、かわいいたわし。(写真上)もったいなくてまだ使えてません。

しかし、思い返してみれば、これまでも摩訶不思議で小さな贈り物を頂くことが多く。
2008年のミラノのサテリテ(家具見本市)に出品した際も、ブースに寄ってくれた
ロシア人のおじさん(not知人。その日はじめて会った)から、灯台のちいさな置物(謎)をもらいました。(なぜなのかは、いまだもってわからず。この時は別に何か手助けしたわけでもなし。。。)

もしかして、物欲しそうな顔でもしていたのだろうか。



2014/03/04

「米展」@ 21_21 DESIGN SIGHT


先日、六本木ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTで開かれている
佐藤卓、竹村真一ディレクション「米展」に行って参りました。
米について様々な視点からするどく迫っている本展覧会を、
mi e ru 石川も一部グラフィックサポートとしてお手伝いさせて頂きました。

とにかく様々なコンテンツが目白押しの本展示。。。。


米に関するありとあらゆる情報や作品が会場を埋め尽くしています。


様々な形の注連縄など、特に気になってまじまじと見つめてしまいます。
これまで黄色くなった藁の注連縄の印象がありましたが、本来であれば青さを保ったものを使うのだそう。このみずみずしい青さを保つのは非常に難しいとか。職人さんの手技が光ります。


石川がお手伝いさせて頂いたのは、1年を24節気にわけ、それぞれの季節における米、酒、酢づくりに関する文章を直径約5mほどの円を囲むように配置したタイポグラフィ年表「コメの暦」です。



「冬至」「大寒」「夏至」「清明」など、それぞれの季節の太陽の位置も一目で分かるよう展示され、一年を通じた生活と制作の息吹が感じられるものになっていました。(左上から右下へ続く白い紙には、その時々の太陽の位置が示されています。)そして右上一体にまるく広がる物体。。。。なんと実際の米粒を敷き詰めてあるのです。これがまた光に透けて、神々しくも美しい。是非実際に会場で見て頂きたい!


実際に触ったり遊んだりできる展示もたくさんありますので、大人だけでなく、子供たちも楽しめると思います。6月15日まで3ヶ月以上にわたって開催されているので、お近くにお立ち寄りの際は、是非足を運んでみてください。




会期:
2014228日(金) - 2014615日(日)
休館日:
火曜日(429日、56日は開館)
開館時間:
11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
*419日(土)は六本木アートナイト開催に合わせ、
通常20:00閉館のところを特別に24:00まで開館延長します(最終入場は23:30
入場料:
一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引