2011/10/16

日独映画祭in広島

10月14日から10月いっぱい、広島の映像文化ライブラリーにて、日独交流150周年の一環として「日独映画祭」が開かれています。

激動の戦中戦後、東西ドイツ分裂時代の60,70年代、そして統一後の2000年代の映画が目白押しで、濃いラインナップになっているようです。

個人的には1943年の「ほら男爵の冒険」(原題:Muenchhausen)と、2008年「ウェイヴ」(原題:Die Welle)が気になるところ。

「ほら男爵の冒険」は、「飛ぶ教室」等児童文学で有名なエーリヒ・ケストナーが脚本を手掛ける、奇想天外な物語。ケストナーは当時反ファシズムの態度を明確にし、戦中もスイスや南ドイツに避難したものの、最後まで亡命せず生き抜いた人物。それだけに、この終戦間際の時期に撮られた映画はどんな感じなのか、いろんな意味で興味をそそられます。

2008年公開の「Die Welle」は、スタンフォード監獄実験を連想させる映画。最初はそんなつもりはなかったのに、与えられた「役割」を演じているうちに。。。って感じでしょうか。残念ながらmi e ruは広島の映画祭には行けないけれど、DVDを借りて是非見てみたい映画!

→サイトはこちら

「ほら男爵の冒険」↓

muenchhausen

「ウェイヴ」↓

die Welle

さて、広島繋がりということで、今年14周年を迎えた広島市立大学とハノーバー専科大学の交流についてパネルを制作しました。ごく簡単なものですが、お越しの際は見てみて下さい。

2011/10/06

SYORYU秋号!



前回のSYORYU夏号からあっという間!!
秋号は「実」にも見えるドローイングの集合体です。ちょうど特集も「つながりとは○○である」なので、不思議に調和していうような、ずれているような、いつものmi e ruワールドしっとり秋風味に仕上がりました。

2011/07/26

SYORYU夏号



SYORYU2011年夏号完成!

「ノギス」を主役に、不思議な空気感の漂う表紙になりました。

いつもいつも、現場のアイテムを独特の世界観で撮影してくださっているのは写真家の中野愛子さんです。

7月13日にはNHKワールド・プレミアム『土曜マルシェ』に出演、精力的に活動されています。

SYORYU表紙もこれで一年分ひとまわり!

これからもさわやかに気持ち悪いドローイングでがんばります。(笑)

2011/07/11

夏の日の贈り物

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7月初旬、mi e ru石川です。

梅雨の熱気に導かれ、とある素敵なパーティに行ってきました。

一軒家を貸し切り、おいしい手作り料理と音楽や創作のあふれるパーティです。

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催し物のひとつ、石川によるライブペインティング。

ボール紙の上にあるものを並べ、その上にドローイング。

さて、その「あるもの」とは。。。。

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なんと絆創膏、でした!

描き終わったら、丁寧にはがして。。。

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みんなの手にぺたり!

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そう、「希望をあたえる」をテーマに、震災を含め、さまざまに傷をおっているひとたちの心を癒そうと、「絆創膏」をモチーフにドローイング。白い部分に赤丸を加えて、日本の国旗にみたてています。

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Pray for All!

photography:mitamura-kun

2011/06/16

あじさいの季節



あじさいの季節到来。

2月の梅、4月の桜(は震災ショックでふっとび)、そして6月のあじさい。

花の色がどんどん湿気をふくんだ、青みがかった色に変化してきています。

mi e ruはそんな中もくもくと仕事を進行中。

日差しがぐんと強くなる夏の完成に向けて、またしばしの間集中です。

2011/06/08

ドイツの先生方のワークショップ







6月初旬に広島市立大学にて行われた、ドイツ人教授を招いてのワークショップに通訳としてお手伝いに行ってきました。
ワークショップは3日間という短いものでしたが、彫刻とプロダクトデザインの先生方がそれぞれユニークな世界観を作り上げていました。
彫刻の先生主催ワークショップでは、身の回りの「ゴミ」といえるようなマテリアルを使ってどんどん「何か」を制作してゆき、最後に空間に配置します。バラバラに裂かれた靴やバスケット、傘等を、先生と学生さんたちがああでもないこうでもないと話し合いながら構成します。

プロダクトのワークショップでは、ネジやはさみやライター等の身近で小さなオブジェクトを基本的な幾何学形態にまでそぎ落とし、40センチ四方にまで拡大、紙を用いて組み立てていくというもの。単に紙同士をくっつければよいというのではなく、糊しろも含めた展開図からの制作です。

最初は戸惑いのあった学生さんたちですが、先生とも身振り手振りで会話し、スケッチで分かり合い、もくもくと作業し、最後にはおもしろい空間ができあがりました。

2011/05/09

スニーカー届きました!

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ガーディアン・ガーデン主催チャリティ展にて制作したスニーカーが届きました。

石川マサルの世界観が爆発した不思議な模様のスニーカーですが、履いてみると驚くほどしっとり馴染みます。「足先」という限られた面積だからこそ映えるボルボックス( 田んぼや川、池等に生息する緑藻植物)とドローイングの織りなすおもしろいシューズに仕上がりました。