株式会社メイテック社内報SYORYU、2012年春号が完成いたしました!今回モティーフとなっているのは、電子機器の電波を測定する「スペクトラムアナライザ」です!測定時の波形をイメージしてドローイングを仕上げました。中央にある不思議なカード型物体。。。それがドローイングです。後ろにあるアナライザの黒い画面に波形や数値等が映し出されるのですが、mi e ruとしても見たことも聞いたこともないような道具に触れ、刺激を頂きドローイングを合わせる機会を頂けるというのはすごいことだと感じています。
それにしても、いろんな世界があるんだなぁ〜〜〜感慨深い!!次はどんなアイテムが登場するのだろう!?と楽しみなmi e ruです。
「大都市東京の課題解決に向けた首都大学東京の取組」2009年より進められているプロジェクト“L.P.Met”(LeadingProject of Tokyo Metropolitan University)の報告書が出来上がりました。主に2011年9月20日に都庁にて行われた発表会の模様を収録した内容となっています。白を基調にL.P.Metのロゴを印象的に配置し、内容のレイアウトも見やすく、わかりやすく、充実した研究内容をストレスなく読み進んで頂けるよう制作させて頂きました。
最終日に駆け込むようにして、飯田橋の印刷博物館にて行われていた「世界のブックデザイン展」に行ってきました。
毎年12月から1,2月の期間に開催される、ヨーロッパや日本のうつくしい本を紹介する展覧会ですが、今回はカナダ等からも新しく作品が追加されていました。
紙面のレイアウトのみならずそのコンセプト、製本技術など総合的に評価された本が集うだけあって、さすがの見応え。最終日とあってか来場者も多く、皆熱心に見入っていたのが印象的でした。
なかでも、ページを開いたとたんに別世界へと誘われる吸引力のある本が、往年の名作「ジキル博士とハイド氏」を絵本にした以下の作品。
原書の独特な世界観をたっぷり味わえる静かで奇妙なイラストが印象的。その世界観を最大限引き出したレイアウトや製本も安定しています。
絵本を「読む」というよりも、絵本の世界の中に「入り込」んでしまったかのような空気の違いをはっきり感じることができる作品です。
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それにしても、肌触りのある紙の上に活字が印刷されている様はほんとうにすばらしい。最近電子書籍リーダーの読みやすさに驚いたばかりですが(爆)、やはり実際に印刷製本された書籍というのはまた格別だな、と思える展示でした。
2012年第一弾のSYORYUが刷り上がりました。毎回、メイテックの技術者の方々が使う思い出深い道具や工具をモティーフにした写真なのですが、今回は。。。分子模型です!しかも、ビタミンC。形としても非常にユニークな模型ですが、背景にさまざまな光もうつろう、美しくも複雑な写真。そこへ、mi e ruの複雑怪奇なドローイング。。。で、お互いを損なってもいけないので、今回は「年明け」の意味もこめて、扇をイメージしたドローイングとなりました。いつもよりすっきりとした直線のドローイングが、分子模型とすてきな雰囲気を盛り立て、今年最初の楽しみをお届けできれば幸いです。