2012/04/09

SYORYU春号も完成



株式会社メイテック社内報SYORYU、2012年春号が完成いたしました!

今回モティーフとなっているのは、電子機器の電波を測定する「スペクトラムアナライザ」です!

測定時の波形をイメージしてドローイングを仕上げました。

中央にある不思議なカード型物体。。。それがドローイングです。

後ろにあるアナライザの黒い画面に波形や数値等が映し出されるのですが、mi e ruとしても見たことも聞いたこともないような道具に触れ、刺激を頂きドローイングを合わせる機会を頂けるというのはすごいことだと感じています。




それにしても、いろんな世界があるんだなぁ〜〜〜感慨深い!!

次はどんなアイテムが登場するのだろう!?と楽しみなmi e ruです。

L.P.Met報告書完成!



「大都市東京の課題解決に向けた首都大学東京の取組」2009年より進められているプロジェクト“L.P.Met”(LeadingProject of Tokyo Metropolitan University)の報告書が出来上がりました。

主に2011年9月20日に都庁にて行われた発表会の模様を収録した内容となっています。

白を基調にL.P.Metのロゴを印象的に配置し、内容のレイアウトも見やすく、わかりやすく、充実した研究内容をストレスなく読み進んで頂けるよう制作させて頂きました。

2012/02/22

世界のブックデザイン展

最終日に駆け込むようにして、飯田橋の印刷博物館にて行われていた「世界のブックデザイン展」に行ってきました。




毎年12月から1,2月の期間に開催される、ヨーロッパや日本のうつくしい本を紹介する展覧会ですが、今回はカナダ等からも新しく作品が追加されていました。




紙面のレイアウトのみならずそのコンセプト、製本技術など総合的に評価された本が集うだけあって、さすがの見応え。最終日とあってか来場者も多く、皆熱心に見入っていたのが印象的でした。




なかでも、ページを開いたとたんに別世界へと誘われる吸引力のある本が、往年の名作「ジキル博士とハイド氏」を絵本にした以下の作品。




ジキル博士とハイド氏ジキル博士とハイド氏絵本ナビ





原書の独特な世界観をたっぷり味わえる静かで奇妙なイラストが印象的。

その世界観を最大限引き出したレイアウトや製本も安定しています。




絵本を「読む」というよりも、絵本の世界の中に「入り込」んでしまったかのような空気の違いをはっきり感じることができる作品です。




……




それにしても、肌触りのある紙の上に活字が印刷されている様はほんとうにすばらしい。

最近電子書籍リーダーの読みやすさに驚いたばかりですが(爆)、やはり実際に印刷製本された書籍というのはまた格別だな、と思える展示でした。














2012/01/14

SYORYU2012年冬号!



2012年第一弾のSYORYUが刷り上がりました。

毎回、メイテックの技術者の方々が使う思い出深い道具や工具をモティーフにした写真なのですが、今回は。。。

分子模型です!

しかも、ビタミンC。

形としても非常にユニークな模型ですが、背景にさまざまな光もうつろう、美しくも複雑な写真。

そこへ、mi e ruの複雑怪奇なドローイング。。。で、お互いを損なってもいけないので、今回は「年明け」の意味もこめて、扇をイメージしたドローイングとなりました。

いつもよりすっきりとした直線のドローイングが、分子模型とすてきな雰囲気を盛り立て、今年最初の楽しみをお届けできれば幸いです。


2012年カレンダー

年が明けて、すでに二週間経ってしまいましたが、

2012年もmi e ruをどうぞよろしくお願い致します。



さて、昨年に引き続きmi e ru特製2012年カレンダーを制作しました。

366日が目盛りとして円を描いたカレンダーです。



「今年ももう3分の1過ぎたのか」など、ざっくり一年間を把握するための変わり種カレンダーです。

例えば、今日1月13日(もう14日になっちゃいましたが。。。)は、このあたり。



2012年の、残りの時間はというと。。。。



こうなります。




ほっ。




まだ、だいぶあります!

そんな感じで、ぜひ「ざっくり」2012年を感じてみてください。

こちらより、A3用カレンダーを無料でダウンロードしていただけます。

mi e ru A3カレンダー無料ダウンロードはこちら

2011/12/12

特別レクチャー@阿佐ヶ谷美術専門学校





12月5日、mieru石川は江副育英会先輩でもあるcocoroeの田中美帆さんご紹介により、新高円寺にある阿佐ヶ谷美術専門学校にて特別レクチャーをさせて頂きました。

テーマは「クリエイティブの仕事と役割 - 走りながら武器を取れ!日独伊のクリエイティブの現場から - 」

これまでの石川の縦横無尽、波瀾万丈の軌跡を、就職を間近に控えた研究科生を対象にお話しさせて頂きました。2001年の渡独から始まり、各地での展覧会、イタリアへの逃避行と、現場でのもみくちゃ・しわくちゃ、日本での浦島太郎状態…、いつの時も前のめりの姿勢で「走りながら武器を取」ってきた石川。

皆様、楽しんで頂けましたでしょうか。。。。

これから社会に飛び出して行くということで、不安のある学生さんも多いようでしたが、石川自身も満身創痍でがんばってますので、そんな前のめり精神をお伝えできていれば、幸いです。

21世紀、グローカル時代の外国語教育





11月終わり、東京ドイツ文化センターで行われた国際シンポジウム「21世紀、グローカル時代の外国語教育」を聞きに行きました。3日間に渡って開かれたシンポジウムには、ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、日本語の分野の研究者が集い、意欲的な取り組みや、現場での課題など、興味深い発表盛りだくさんでした。

3日間それぞれの日程で大きくテーマが決まっていたのですが、

1日目:言語政策と外国語教育

2日目:教授法/理論上の考察

3日目:現場での諸課題

mieru渡辺は2,3日目のみの参加でしたが、今の日本に本当に必要なのは、第一日目のテーマである「言語政策と外国語教育」なのかもしれません。行政面から、日本という国が、日本語や外国語をどのように位置づけ、何を目指すのか。。。経済的観点のみならず、「自」と「他」の認識という意味においても、真剣な議論が必要であるのかも。

さて、発表で興味深かったのは、九州日仏学院の先生によるフランス語の現場からの報告。

フランスに憧れを抱いている日本人というのは多いわけですが、例えば会話一つ取ってみても日本のそれとは大きく異なるため、フランスにやってきてびっくり仰天する場合が少なくないらしい。

例えば、フランスでは会話の間、

-相手をさえぎって自分が話し始めたり、

-相手に反論したり

-全然違う話題を持ち出したり

これ、全部OKらしいのです。反対の意見を出す事も、「あなたの議論、テーマに関心を持っていますよ」を暗に示す事になるんだそう。

確かに、こういった点は言葉を学ぶだけではわからないですねぇ。。